有形商材の営業が、SaaSに転職すべき理由 (Anupgarh)

有形商材の営業が、SaaSに転職すべき理由 (Anupgarh)

10 Aug
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結代かずみ|ミドルエイジクライシスからの人生次章設計『NEXT CHAPTER』プログラム
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Anupgarh

10 Aug

結代かずみ|ミドルエイジクライシスからの人生次章設計『NEXT CHAPTER』プログラム

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|給与が上がる「構造」を、採用側の視点で話す

「今の営業の仕事、悪くはない。でも、この先の年収の上限が見えてしまった。」

メーカー営業、商社、不動産、人材——有形商材や旧来型の営業をしている人から、こういう相談をよく受けます。そして多くの人が、次のキャリアとして「SaaS営業」に興味を持ちながら、こう迷っています。

「未経験の業界に飛び込んで、本当に年収が上がるのか?」 「そもそも、なぜSaaS営業は稼げると言われているのか?」

採用担当として300名以上を選考し、自らもフリーターから転職を重ねて年収1,520万まで来た立場から、この問いに正面から答えます。結論から言うと、SaaS営業は「構造的に年収が上がりやすい」のは事実です。ただし、"誰でも無条件に上がる"わけではありません。 その構造と条件を、正直にお話しします。

なぜSaaS営業は「構造的に」年収が上がりやすいのか

SaaS営業の年収が高い理由は、精神論ではなく、明確な構造にあります。大きく3つです。

そもそも、業界全体が伸びていて、利益水準が高い

これが最も本質的な理由です。個人がどれだけ頑張っても、そもそも儲かっていない業界では、給与の原資がありません。 逆に、業界全体が成長し、利益率が高ければ、そのぶん従業員に還元される給与も上がります。

SaaS業界は、まさにこの「伸びている業界」の代表格です。国内SaaS市場は年平均成長率(CAGR)10%以上で拡大を続けており、市場規模は2029年度には3.4兆円に達すると予測されています。会計・人事・経費精算といった企業の基幹業務が次々にクラウドへ移行しており、この流れは当面止まりません。





そして、SaaSのビジネスモデル自体が、利益を生みやすい構造です。サブスクリプション(継続課金)型なので、一度顧客を獲得すれば、継続的・安定的に収益が積み上がっていきます。 「売って終わり」の有形商材と違い、契約が続く限り収益が積み上がる。だから利益率が高く、その利益が給与に反映されやすいのです。成長市場×高利益モデルという土台の上で働くこと自体が、年収を押し上げる最大の要因です。

資金調達をしたスタートアップは、採用意欲がずば抜けて高い

もう一つ、採用側にいたからこそ伝えたい、極めて重要な構造があります。それは、資金調達を実施したSaaSスタートアップは、給与を多く出してでも人を採りたい、という強烈な採用意欲を持っているということです。

SaaSスタートアップは、ベンチャーキャピタルなどから資金調達を行います。近年でも、シリーズAで10億円、シリーズEで29億円といった規模の調達が次々に起きています。そして、調達した資金の最大の使い道の一つが「採用」です。

なぜなら、投資家から預かった資金は「事業を急拡大させるため」のものだからです。事業を伸ばす最速の方法は、優秀な営業人材を採用して、売上を伸ばすこと。だからこそ、資金調達直後のSaaS企業は、「多少高い給与を提示してでも、今すぐ優秀な人が欲しい」という状態になります。採用担当として、私はこの温度感を何度も経験してきました。予算が潤沢で、意思決定も速く、給与交渉にも柔軟——資金調達フェーズの企業は、候補者にとって非常に好条件を引き出しやすい相手なのです。

「どの企業が最近資金調達をしたか」は公開情報で追えます。資金調達直後の伸び盛りの企業を狙うことは、未経験者が好条件で入るための、極めて有効な戦略です。

市場価値が高い(需要 > 供給)

SaaS営業には、この業界特有の「共通言語」があります。ARR(年間経常収益)、チャーンレート(解約率)、LTV(顧客生涯価値)、パイプライン管理——こうしたSaaS特有のKPIを理解し、データに基づいた提案ができる人材は、圧倒的に不足しています。

伸びている業界で、採用意欲の高い企業が大量にあるのに、それに応えられる人材が足りない。この需給ギャップが、SaaS営業経験者の市場価値を押し上げています。一度SaaSで経験を積めば、その後は高い報酬で引く手あまたになる。最初の一歩さえ踏み出せば、あとは市場が味方してくれる構造なのです。

有形商材との、決定的な違い

ここまでを整理すると、有形商材の営業とSaaS営業の違いは、こう言えます。

有形商材の営業でどれだけ優秀でも、「売って終わり」のビジネスで、成熟した(=成長が緩やかな)業界にいる限り、給与の伸びしろには構造的な限界があります。 どれだけ頑張っても、原資が増えにくいからです。

一方SaaSは、成長市場×継続課金の高利益モデル×採用意欲の高い企業群という、給与が上がる条件が三拍子そろっています。参考までに、有形商材で高年収の代表格である医薬品メーカー(MR

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