なぜ、「仕事の分岐点」を書くのか (Anupgarh)

なぜ、「仕事の分岐点」を書くのか (Anupgarh)

06 Aug
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結代かずみ|ミドルエイジクライシスからの人生次章設計『NEXT CHAPTER』プログラム
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Anupgarh

06 Aug

結代かずみ|ミドルエイジクライシスからの人生次章設計『NEXT CHAPTER』プログラム

Anupgarh

はじめまして。ケイと申します。会社で、管理部門を預かっています。 バックオフィス歴は10年以上。経理も労務も総務も通ってきて、人事の面接では、数えきれない人の岐路に立ち会ってきました。そして今は、立場上、仕事をAIに「渡す側」にいます。調査も、資料も、定型の文章も。かつて人に頼んでいた仕事のかなりの部分が、ぼくの手でAIに渡っていきます。 その席から見てきたことを、少しだけ書かせてください。 縁の下の力持ちの話 バックオフィスという仕事には、華がありません。営業のように数字で称賛されることも、開発のように成果物が形に残ることも、あまりない。 でも、考えてみてほしいのです。給与の振込が一日遅れたら、会社はどうなるか。請求書が一枚抜けたら、契約書のチェックが一箇所甘かったら、どうなるか。縁の下の仕事は、うまくいっている間は誰にも見えなくて、止まった瞬間にすべてを止める仕事です。 ぼくはこの10年で知っています。締め日の夜に黙々と数字を合わせる人。誰も気づかないミスを先回りして潰す人。新しく入る人の席を、前の日のうちに整えておく人。縁の下には、一生懸命で、献身的で、素敵な人がたくさんいます。 その人たちの仕事が、いま、AIに置き換わり始めています。 これはぼくの予想ではなく、渡す側として毎日見ている現実です。そして正直に言えば、この流れ自体はもう止められません。 仕事が置き換わるのは、初めてではないけれど 歴史を振り返れば、仕事はずっと置き換わってきました。電話交換手という仕事があり、活版を組む職人がいて、そろばんの腕で食べる人がいました。仕事は消えましたが、人は消えていません。みんな、次の場所へ移っていった。 だから「AIで仕事がなくなる」という話自体は、実は新しくないんです。 ただ、今回だけ明らかに違うことが一つあります。速度です。電話交換手の仕事は数十年かけて消えました。いま起きている置き換わりは、数年単位で進みます。ぼくの実感では、この1〜2年でさらに一段速くなりました。 昔は「気づいてから考える」で間に合いました。今回は、たぶん間に合いません。移る先を探す時間そのものが、圧縮されているからです。 「要らない」なんて言わせたくない ただ、どうしても嫌なことがひとつあります。 あの人たちが「AIが来たから、もう要らない」という扱いになることです。 工程は置き換えられても、あの人たちが積んできた力は、場所を変えても消えません。崩れかけた段取りを立て直す力。立場の違う人の間に立って、物事を前に進める力。誰も見ていなくても、手を抜かない誠実さ。むしろ違う場所のほうが光ることさえある。ぼくは面接の席で、その「持ち出せる力」に何度も出会ってきました。 だからこの連載で書きたいのは、危機感の煽りではなく、逃げ道と選択肢の地図です。 なぜ、数字で書くのか この連載は、国の統計と一次情報だけを使って書いています。理由は一つで、不安は、形がないうちが一番大きいからです。 「AIに仕事を奪われるかもしれない」という漠然とした不安は、夜中にいくらでも膨らみます。でも、たとえば「一般事務の求人倍率は0.29倍、建設技術者は6.14倍」という数字を知ると、不安は「大きさと形のわかる問題」に変わります。形がわかれば、打つ手も見えます。 いまは感情を煽る情報がいちばん安く作れる時代です。だからこそ、逆を張りたい。怖がらせるのではなく、地図を渡す。それがこのアカウントの方針です(数字の出どころはデータ室にすべて集めてあります)。 チャンスは一瞬しか来ない 変化のスピードは、この1〜2年で明らかに変わりました。「時が来てから考える」では、たぶん遅い。 でも、今日やることは転職ではありません。情報を取りにいくことです。数字を知り、選択肢を知り、いざという時に掴める姿勢でいること。健康診断と同じで、異常がなくても定期的に見ておくから、変化に早く気づけます。キャリアの情報収集も同じだと思っています。 チャンスは一瞬しか来ません。来たときに手が伸びるかどうかは、その日までに何を知っていたかで決まります。 偉そうに書きましたが、これはぼく自身に言い聞かせている言葉でもあります。渡す側にいるぼくも、同じ時代の同じ椅子取りの中にいます。 「仕事の分岐点」という名前について 分岐点という言葉は、脅しのつもりで選んでいません。むしろ逆です。 道が分かれているということは、選べる場所に立っているということです。一本道なら選べません。分岐が見えているうちは、まだ自分で選べる。この連載は、その分かれ道の手前に立て看板を出すような仕事だと思っています。どちらへ行けとは言いません。ただ、それぞれの道の先に何があるかを、数字で書いておきます。 この連載の約束 数字は国の統計と一次情報だけを使い、出典リンクを必ず付けます(データ室に集約しています)

煽りません。危機感で連れてきて希望で送り出す、を守ります

紹介するサービスは登録・面談無料のものだけに限定します シリーズはこちらにまとめています: マガジン「仕事の分岐点」 あなたの力が、次の場所でも光りますように。

📌 なぜ、「仕事の分岐点」を書くのか (Anupgarh)
🏢 結代かずみ|ミドルエイジクライシスからの人生次章設計『NEXT CHAPTER』プログラム
📍 Anupgarh

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