06 Aug
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結代かずみ|ミドルエイジクライシスからの人生次章設計『NEXT CHAPTER』プログラム
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Anupgarh
06 Aug
結代かずみ|ミドルエイジクライシスからの人生次章設計『NEXT CHAPTER』プログラム
Anupgarh
アウェアファイメンバーの素顔をお届けする連載「アウェアファイをつくる人々」。第5回は、デザイナーの2人に話を聞きました。 実はこの2人には、入社時に想定していた業務役割と、いま担っているものが全く違うという共通点があります。山田さんはアプリのプロダクトデザイナーとして入社し、いまはアプリの"外側"すべて(広告、スクール、リワーク、コーポレート)のクリエイティブを統括するアートディレクターに。堀平さんは3DCGデザイナーとして入社し、サービスの戦略転換を経て、いまはアプリの"内側"であるプロダクトデザインの中核を担っています。 役割が変わったら会社を去る、という考え方は、組織が流動的なスタートアップでは珍しくない選択です。それでも2人はここにいる。その心のうちを、聞きました。 プロフィール 山田 和代(やまだ・かずよ) アートディレクター。デザインプロダクションで13年間クライアントワークに携わったのち、事業会社で9年、デジタルプロダクトから紙媒体までデザインとアートディレクションを幅広く担当。2024年5月、プロダクトデザイナーとしてアウェアファイに入社。現在は広告、コーポレート、「アウェアファイ スクール」「アウェアファイ リワーク」など、アプリ外のクリエイティブ全般を統括する。 堀平 薫人(ほりだいら・ゆきと) プロダクトデザイナー。ゲーム開発会社2社で約11年、3DCGデザイナー・テクニカルデザイナーとして従事。2025年4月、3Dデザイナーとしてアウェアファイに入社。現在はアプリのUI/UXデザインを中心に、ユーザーインタビューやデータ分析まで踏み込んでプロダクトづくりに携わる。 職場を選ぶことは、命の削り先を決めること —アウェアファイには、そもそもビジョン共感の強いメンバーが多いですが、その中でもお二人は特に「仕事と人生の意味が強く結びついている」と感じます。これまでのキャリアもビジョン共感重視で会社を選んできたのでしょうか。 堀平:私はアウェアファイに入るまでの11年間、2つのゲーム開発会社に在籍していました。実はその時は、ビジョン共感はあまり重視していませんでした。ゲームが好きでゲーム作りに携わりたかったということと、「自分が成長できるか」「大きなプロジェクトに関われるか」という観点で職場を選んでいましたね。 —堀平さんはビジョン共感が強いイメージだったので意外です。考えが変わる出来事があったんでしょうか? 堀平:何か決定的なきっかけがあったというよりは、働くうえで大事にしたいことが少しずつ変わってきた、という感覚です。20代後半にさしかかり、デザイナーとして成長してきたなと実感し始めた頃、「自分はこの先、何のために働きたいんだろう」と考えるようになって。 つくることが好きな自分にとって、働くことは自分の命を削って何かをつくることだと思っています。だとしたら、職場を選ぶことは、命の削り先を決めることだと捉えるようになったんです。 自分は何に命を使いたいのか、深く考えていったときに浮かんだのが、元々興味のあったメンタルヘルスの領域でした。 —成長したからこそ、次のステージを考えるようになったんですね。山田さんはどうでしょうか。 山田:私はデザイナーになってもう25年になります。地元のデザイン学校を出て、代表を含めて当時3人しかいなかった東京のデザインプロダクションに入社。別のプロダクションに移った時期を挟みつつ、出戻りも含めてそのプロダクションに12年。クライアントワークを計13年やってから、不動産ポータルを運営する大手事業会社に転職しました。 —前職の事業会社には9年在籍したとのことですが、そちらはビジョンに共感して選ばれたのですか? 山田:前職ももちろんビジョンに共感して入社していますが、それ以前は長らくクライアントワークをしていたので、どちらかというと「事業会社にチャレンジしてみたい」という気持ちのほうが大きかったかもしれません。 —そこから、なぜ転職をされたんですか? 山田:アウェアファイから転職サイト経由で声をかけてもらったとき、「ああ、私はこの会社に行きたくなってしまうだろうな」と直感しました。元々産業カウンセラーの資格を取るなど、働く人を中心としたメンタルヘルスの領域に関心が強かったこともあります。 アウェアファイは、プロダクト開発メンバーとして心理師が在籍していることがとても面白いと思いましたし、メンタルヘルスという繊細な領域にAIを取り入れようとするなど、バランス感覚が唯一無二で、とにかく「面白そう!」と感じました。 —大企業のマネージャーからスタートアップのプロダクトデザイナーへ、大きな決断でしたね。 山田:前職では、自分が手を動かす場面はやや少なめになっていました。転職した時はそこまではっきりと自覚していなかったのですが、マネージャーとしてメンバーをモチベートし、チームを動かすことも尊い仕事ではありながらも、デザイナーとしての残り20年を捧げるには、当時の私にとっては少しバランスが悪かったのかも知れません。エンジニアの大澤さんがnoteで言っていたことにも、すごく共感しました。 大澤:自分自身はよりユーザーの課題解決やプロダクト価値の向上に直接つながる取り組みに強くモチベーションを感じることを改めて認識しました。 目指すのは"スタンドプレーから生じるチームワーク"。 AI時代に挑む、「高純度の意思」で駆動するプロダクト開発 / アウェアファイをつくる人々 vol.4 それでもこの場所にいたい、と思えたから —堀平さんは3DCGデザイナーとして入社して、いまはプロダクトデザイナーとしてアプリのUIデザインに携わっていますね。 堀平:入社当時の2025年4月ごろは、アプリの進化の方向性として、ファイさんとの対話空間を3DCGで拡張していく構想がありました。そのため入社してすぐは3Dアセットを使った動画や新規アセットを作っていました。 ▼堀平さんが制作した、アプリの新機能「AIじぶん分析」のPR動画 ただ、6月ごろに会社の体制変更があったことでプロダクト戦略が変更になり、3DCGでの空間拡張が一度見送りになって。事業部長の小田さんから「UIをやってみませんか?」という打診をいただいたことが転機でした。最初は正直、戸惑いましたね。 —体制変更に戦略変更、そしてミッションの変更…入社直後のことですし、「話が違うなら辞めます」という選択もあり得たのではないでしょうか。 堀平:実際にUIデザインに挑戦してみたら面白かったのは救いでした。それに、ミッション変更となった後に実施された社員合宿で、チームメンバーの「マイクレド*」を聞く機会があったことも大きいです。 アウェアファイ社員合宿の様子 一緒に働く人が大切にしていることを知れたこと。それに共感したことで、「この場所に居たい」思うことができました。特に、一緒に働くことが多かったりゅーさんには本当に支えてもらったなと思います。 マイクレド:アウェアファイ社内で、メンバー同士の相互理解のために行っている自己紹介をかねた「自分ルール」を発表するワークショップ。 —山田さんは2024年にプロダクトデザイナーとして入社したのも束の間、オンラインストアやリワーク施設の立ち上げなど、新規事業に仕事が広がっていきました。 山田:当時は正直、プロダクトデザインから、自分のキャリアのスタート地点でもあるグラフィックデザインという領域に戻ることが怖いと感じました。「戻れるかな、通用するかな」と。でも、アウェアファイに入社した時に決めたことの一つが「自分が事業に必要だと思ったことは何でもやる」ということだったので、やるしかないなと思ったのは事実です。 もちろん、転職してすぐ辞めることへの抵抗もありました。自分が「ここだ」と思って飛び込んだ会社なんだから、その意味を自分で理解しないまま辞めるのは違うと思ったんですよね。とはいえ、時々しんどいこともありました。 そんな時、オンラインストアを一緒に立ち上げた佐藤さんには本当に支えられました。フレンドリーで素直で、オープンマインドで。最近、1年間の産休・育休から戻ってきてくれて、また一緒に働けることがとても嬉しいです。 オンラインストア「ファイさんのいる雑貨店」 —2026年の1月からは、「アウェアファイ スクール」という新規事業にも携わっています。 山田:スクールチームにジョインする以前も、広報やコーポレート、その他もろもろ本当に楽しくいろいろな仕事をさせてもらいました。デザイナーとして「適したコストとクオリティで量をさばける」ことって、とても素晴らしいし重宝されることだと思います。 でも、それだけで自分のバリューを発揮していこうとすると、私は多分つまらなくなってしまうだろうなと感じていた。ここから自分ってデザイナーとしてどういう働き方ををしていけるんだろう? と少しモヤモヤしている時に参画したのが、「アウェアファイ スクール」チームでした。 認知行動療法に基づくメンタルスキルが学べるオンラインプログラム「アウェアファイスクール」 —「アウェアファイ スクール」は、山田さんを入れて3人ほどで組成されたコンパクトなチームで、スピーディにPDCAを回しているのが印象的です。 山田:前職での定量・定性評価を踏まえての長いグロース経験があったので、それを活かしてリーンにやっていくのが性に合っていると感じました。そんなふうに前職で少し見えていた「自分が得意なこと」の続きが見えたというか、スクールチームで「自分の強みを探索できるかもしれない」とも思えました。 デザイナーって、事業の戦略や企画にどこまで関わるのか、その組織によって、個人によって、感じ方がさまざまな部分があると思います。でもスクールは小さなチームだからこそ、やれることは全部やるしかなかった。やれることを全部やって、価値あるサービスだということを、より早くより多くの方に知っていただきたいという思いもありました。 そうやってチャレンジしてみると、定量・定性を分析しながら、サービスの姿かたちや伝わり方を、デザイナーが職業的に訓練されることの多い「メタ認知」や「構造的に見る視点」で見渡せる。その上で「何をやるか」「何を落とすか」を判断するのが自分は改めて好きだなと思ったし、デザイナーだからこそサービスをクイックにテコ入れできる、と気づいたんです。 堀平:山田さんは最近、週次の全社定例でも数値や企画のことなど、デザイン以外のことも報告されていますもんね。チームは異なりますが、変化を感じていました! —堀平さんも、いまやUIデザインだけではなく、ユーザーインタビューやデータ分析まで担当されていますよね。 堀平:PdMの横井さんと分担してユーザーインタビューに出て、困りごとやニーズを調査しています。データ分析も協力して、情報を総合して何を作るか考える。でも、そこには「越境している」という感覚はないんです。なぜなら、すべての情報はデザインに使えるから。良いデザインに必要な情報を得るためなら、デザイナーがどこに染み出しても違和感はないし、むしろ知らないと作れない。 山田:すごくよくわかります。私の場合は、その根底に「無駄なものを作りたくない」という想いがあるかもしれません。「無駄な仕事をさせられたくない」というネガティブな意味ではなくて、「よりはやく、より多くの方にサービスを届けるためにも、サービスにとって真に意味のあることを選び取りたい、選び取る力も鍛えたい」ということ。そのため、デザイナーも定量に責任を負うのは私にとっては当然のことなんです。さらに、どんな業務をしていても、アイデンティティはデザイナーであるという感覚です。 この喜びに出会うために25年かけた、と思える仕事 —そんなお二人が「アウェアファイに入って良かったな」と感じた具体的なエピソードはありますか。 堀平:ひとつに絞れないくらい色々ありますね。プロダクトチームのみんなと協力してものをつくる時間は、単純に楽しいです。 あと、コーポレートの中野さんを中心に、自分たちの組織そのものにも向き合っているのが素敵だなと思っています。新しく入った人のオンボーディングを支える仕組みや、社員に向けた「心のOSアップデート」というプロジェクトが、メンバーへの細かいヒアリングを経てつくられている。そういうところも、入ってみて良かったなと感じることのひとつです。 山田:とても素敵なことですね。私は、今年の春に取り組んだ施策によって、「アウェアファイ スクール」が多くの受講生さんに選んでいただけた時のことが頭に浮かびます。月末に数値が締まった時、「私はこの喜びを手にいれるために、25年かかったんだ」と思えたんです。ただ「意義ある事業にコミットしている」という実感だけではなく、その証明になる「結果」が欲しかったというのもあったと思う。 堀平:それはすごいことですね! そう思った理由を知りたいです。 山田:私は、人生において「自分がよりよく生きるために、必要な手段を自分の意思で決めて、勇気を出して行動する」ということが本当に尊いことだと思っているんです。アウェアファイ スクールはまさにそれを支援するサービスだし、自分はデザイナーとして全力でコミットしたいと思いました。 アウェアファイ スクールはまだ始めたばかりのサービスでもあり、その方の「自分を信じる力」と、アウェアファイへいただいている信頼の2つが組み合わさって初めて成立する契約です。一人に選んでいただけるだけでもすごいことなのに、多くの方に選んでいただけた。私が自分の人生を賭けて心から届けたいと思えるサービスが、届くべき人に届いた、ということに感動しました。 —そう思える仕事に出会えた、成し遂げた山田さんがかっこいいなと思います。逆に、お二人はどんな時にアウェアファイを離れるんだろうと想像しますか? 堀平:例えば、会社のビジョンやパーパスが大きく変わって、それが自分に合わないと思ったときですかね。それ以外はあまり想像がつかないです。でも、もし合わないと思っても、まずは絶対に理由を聞きます。対話して、それでも納得ができない時には離れるかもしれないですね。 山田:私は入社して間もない時期は、正直「この転職は正しかったんだろうか」と悩んだこともあって。でも前の会社を辞めるとき、上司や仲間に「この決断ができなければ、自分のことを嫌いになってしまう」「自分の人生のオーナーシップをより強固にしたい」と言って辞めてきたんです。 その決断をした自分と、仲間に誇れる働き方をしたいなと思いましたし、ふんばったからこそ、さっき話したような喜びにも出会えた。だから、ここを離れるときは、居ることで自分の人生のオーナーシップを失ってしまうと感じてしまったときでしょうか。 —お二人は今、アウェアファイの核となる「パーパス」を表現するビジュアルを共同で制作されていますよね。 堀平:山田さんにディレクションしてもらいながら、私が手を動かす形で進めています。見た目のパターンは無数に考えられるので、最初は自由度の高さに難しさを感じていたんですが、「何をどう伝えたいのか」を二人で話していくうちに、少しずつ形が見えてきました。 その過程でお互いの考えていることも見えてきて、パーパスについて考える時間そのものが良い時間だったなと。改めて、なんで自分はこの会社で働いているんだろうと意識できたんですよね。 山田:抽象度の高いディスカッションになることも多かったですが、根底のビジョンを共感しあえている堀平さんとならきっとこの話を着地させられるという安心がありました。 —最後に、今後の展望や、アウェアファイで成し遂げたいことを聞かせてください。 山田:残りのキャリアをどう過ごすかはやはり考えます。体力もメンタルも、年齢を重ねるにつれておそらく変化していく。自分の納得のいくところまで能力開発をやりきれるか。自分にとってのデザイナーの最後の姿かたちは、どうなっているのか。そこへの関心や想いは、強くあります。 堀平:山田さんの今のお話は、私にとって10年後にグッと刺さるのかもしれないです。誰にとっても他人事ではないので、こうやって先輩メンバーから考えを聞けるのは嬉しいです。 私はチームメンバーには話したことがあるんですが、メンタルヘルスに関するEXPOみたいなイベントをやりたいという夢があります!勉強コンテンツだけではなく、幅広い人が関心を持てるような、エンタメ要素も取り入れた世に届く企画を実現したいですね。 山田:すごくいい! アウェアファイメンバーとならできそうだと思えますよね。私は、社会でメンタルヘルスケアの実装が進み、理解が深まるための「最小単位のコア」のようなものを探索したいです。それが見つかれば、あとは自然と広がっていくはず。真に意味のあることを選び取りながら、その広がりの起点になる仕事を、日々重ねていきたいと思います。 —ありがとうございました!
📌 聞いてた話と違う、の先に。それでもデザイナー2人がここにいる理由 / アウェアファイをつくる人々 vol.5 (Anupgarh)
🏢 結代かずみ|ミドルエイジクライシスからの人生次章設計『NEXT CHAPTER』プログラム
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